【執筆】私が小説を書くことで掴みたい未来
以下、カクヨムの近況ノートと同じ文面である。
現在更新中:「目覚めてもディストピア」https://kakuyomu.jp/works/1177354054886560685
はじめましての方ははじめまして。いつも読んでくださっている方はありがとうございます。春瀬由衣です。
私は国立大学の物理を専攻する大学生であり、(留年食らっちゃいましたが)一応勉強も頑張っています。
一般相対論、難しすぎじゃないですかね??
こんな私がなぜ小説などに現を抜かしているかというと、少なくとも高校2年まではただの文学少女だったからです。
幸い地頭がよかったのか、文系科目も理系科目もほどほどにできていましたが、私が望んでいたのは小説家になる未来でした。
当時の夢は直木賞をとることでした。ご存知の通り直木賞は中堅の小説家のエンタメ小説に与えられる賞ですから、当時私は小説家になれることは前提としていたわけです。恐るべし。
そんな私は、高校2年の時に日本を揺るがした「ビッグス粒子発見か?」のニュースに色めき立ちNewtonという科学雑誌を買い出しました。そこからというのも、物理が楽しくて仕方がありませんでした。
そうして色々あって国立大学の理学部に進学することになったわけですが、理系としてのキャリアが短い私に、小説家になる夢は諦められませんでした。物理ばっかりやっていた時もありましたが、やはり心の奥に火はくすぶっていたのでしょう。
私は小説を書き始め、手厳しいレビューにもひるまず(当時投稿していたのはエブリスタさんだけでした)、Twitter上で執筆の師匠と言える方にも出会い(師との出会いがカクヨム進出の契機)、いまこうして小説を書いています。
私が目指しているのは、文系だの理系だのいう学校教育をまたぐ人生を築くことです。
先の長い生徒たちを割り振って、レール上しか走ることを許さない時代はもう遅い。ネットで小説を書き、プログラミングを勉強する。文理の境なく自分の趣味を持てる時代に、初めからレールをわけることが得策でしょうか?
文理両道を、文武両道と同じくらい人口に膾炙させるのが私の最終的な目標です。小説家にはなりたいですが、仮になれなくても一生小説は書き続けますし、物理の勉強も続けます。日本ではどっちにも同じくらい力を割くことがまだ選択肢になってはいません。家庭か仕事かどっちを選ぶ?みたいな高度成長期の悪習が残っています。どっちも全力・どっちも楽しく、それでいいじゃないですか。
文系・理系の両道を模索し続けることは、ワークライフバランスを初めとする現代社会が直面している諸問題に対応できる人材を育てることと同義だと考えます。
両道は簡単ではありません。スケジュール管理はもちろん、自分のやる気をうまくコントロールしなくてはならず、1日が48時間あればいいのにと願うほどです。
しかし、私は必ずやり遂げます。皆さんの応援を、切にお願いいたします。
春瀬由衣
追伸:お腹減った
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